ホンヨム サポート
ホンヨム4.1の基本操作から、読んだページと読書進捗、ページ位置つきメモ、再読、シリーズ、月次共有、年間Rewindまで案内します。ISBN・バーコード登録、Apple Watch、支援プランのiCloud同期と追加検索、無料で自分のGoogle Books APIキーを使う方法も確認できます。
目次
1. はじめに
ホンヨムは、読書中、読了、積読、読みたい本を一つの本棚で管理するiPhone・iPad向け読書記録アプリです。「読みたい」に登録した本はApple Watchからも確認できます。
支援プランには、対応する本棚データのiCloud同期と、APIキー不要の楽天Books・Google Books追加検索が含まれます。無料でも基本機能は利用でき、自分のGoogle Books APIキーを設定してGoogle Booksの追加検索を使うこともできます。
2. ホンヨム4.1の読書記録
4.1では、4.0で追加した読書中の記録と振り返りを引き継ぎながら、読んだページの集計、月をまたぐ共有記録、同期まわりの安定性を見直しました。
- 現在ページと進捗: 本の総ページ数をもとに、いま何ページまで読んだかを記録できます。
- ページ位置つきメモ: 読書中の気づきを、そのときのページ位置と一緒に残せます。
- 再読履歴: 読み終えた本の再読履歴を見返し、「もう一度読む」から新しい読書を始められます。
- シリーズ整理: シリーズ本をまとめ、巻順に眺められます。
- 月次共有: その月に読み終えた本を共有カードにまとめられます。表紙は最大5冊まで表示し、それ以上は合計冊数と「+N」で表します。
- 年間Rewind: 1年の読書を、本棚のような振り返り画面で見返せます。
現在ページは端末内では利用できます。支援プランのCloudKit Production同期については段階的に対応しているため、このページでは現在ページの端末間同期を保証しません。
3. 本を登録する方法
本を追加するときは、画面の「本を追加」を開きます。現在のアプリでは、次の方法で登録できます。
- 「本を検索」画面で「タイトルで検索」を選び、タイトルや著者名から探す
- 「本を検索」画面で「ISBNで検索」を選び、ISBNを入力して探す
- 「バーコードを読み取る」から、ISBNバーコードをカメラで読み取る
- 「本を追加」画面でタイトル、著者、ページ数、読書状態などを手入力する
登録後は、タイトル、著者、総ページ数、読書状態、ISBN、出版社、出版日、読了日、表紙、メモを編集できます。表紙は、写真から選ぶ、カメラで撮影する、表紙画像を外す、表紙の色を変える操作に対応しています。
4. Apple Watchでの使い方
「読みたい」に登録した本は、Apple Watchの一覧から確認できます。一覧ではタイトルと著者名が並び、タップするとタイトル、著者名、出版社、ISBN、メモを確認できます(出版社・ISBN・メモは、登録がある場合に表示されます)。表紙画像、読了日、ページ数はApple Watchには表示されません。
本の登録や編集はiPhone側の操作です。「読みたい」の本を登録・変更すると、アプリの起動時や本棚の内容が変わったタイミングで、Apple Watchへ自動的に反映されます。設定画面にある「Apple Watchへ同期」から、手動で同期し直すこともできます。
5. ISBNとは
ISBNは、書籍を識別するための番号です。多くの本では、裏表紙や奥付に記載されています。
- 10桁または13桁の場合があります。
- 紙の本ではバーコードの近くに書かれていることがあります。
- 電子書籍、古い本、自費出版の本などではISBNがない場合があります。
ISBNが分からない場合は、「タイトルで検索」を使ってください。
6. 本の情報が見つからないとき
タイトル、著者、出版社などの本の情報が見つからない場合、次のような理由が考えられます。
- ISBNや検索語が正しくない
- 書籍データの提供元に書誌情報がない
- 古い本、電子書籍、自費出版の本などで情報が少ない
- 通信できない状態になっている
プレミアムプランでは、ホンヨム側の検索用サーバーから本の候補や表紙を追加で探します。無料利用では、自分のGoogle Books APIキーを設定するとGoogle Booksの検索結果も候補に加わります。どちらも、外部の書籍データに情報がない本まで必ず見つけられる仕組みではありません。
7. 表紙が表示されないとき
表紙が表示されない場合、次のような理由が考えられます。
- 書籍データの提供元に表紙画像がない
- ISBNが誤っている、または別の版のISBNになっている
- 通信できない状態になっている
- 無料利用で、自分のGoogle Books APIキーによる追加検索を使っていない
プレミアムプランではAPIキーの設定は不要です。ホンヨム側の検索用サーバーを使って表紙を探します。無料プランの追加検索には、利用者自身のGoogle Books APIキーが必要です。どちらの場合も、すべての本で表紙を取得できるとは限りません。必要に応じて、ホンヨム内で写真から表紙を設定できます。
Google Booksやほかの情報提供元で、あとから表紙が利用できるようになる場合があります。数時間後や数日後に、本の詳細画面の「本情報を再取得」を押して確認してください。ISBNや登録内容が正しいかもあわせて確認してください。再取得しても、すべての本に表紙が表示されるわけではありません。
手動で設定した表紙画像は、編集画面から外すこともできます。
8. ホンヨムが本の情報を探す順番
ISBN検索では、まず端末内のキャッシュを確認し、その後にopenBD、国立国会図書館の検索サービスを使って書誌情報を探します。表紙はOpen Libraryなどから探し、プレミアムプランではホンヨム側の検索用サーバー経由で楽天BooksやGoogle Booksも追加検索します。
無料利用では、自分のGoogle Books APIキーを設定した場合にGoogle Booksを追加検索できます。タイトル検索でも、プレミアムでは検索用サーバーを使った候補検索が加わります。
9. プレミアムとGoogle Books API
Google Books APIは、Googleが提供する書籍検索用のAPIです。ホンヨムでは表紙画像や検索候補を補うために利用します。
- プレミアムプラン: 利用者側のAPIキー設定は不要です。ホンヨム側の検索用サーバーを経由して追加検索します。
- 無料利用: 自分のGoogle Books APIキーを設定すると、Google Booksを追加の検索先として利用できます。
- APIキーを使わなくても、本棚管理、読書記録、本の検索・登録などの基本機能は利用できます。
- 自分のAPIキーを設定した場合、そのキーはiPhoneのKeychainに保存され、Google Booksへの問い合わせに使われます。
APIキーの作成や管理が面倒なら、プレミアムプランではその準備を省けます。
10. 無料で自分のGoogle Books APIキーを使う方法
この手順は、無料利用でGoogle Booksの追加検索を使いたい方向けです。プレミアムプランでは、利用者によるGoogle Books APIキーの作成は不要です。
Google Cloudの画面名や配置は変更される場合があります。分からない場合は、Google Cloud内の検索欄で「Books API」や「認証情報」を探してください。
プロジェクトを選ぶ
画面上部のプロジェクト選択欄を押します。
既存プロジェクトがある場合は、使うプロジェクトを選びます。初めての場合は 新しいプロジェクト を押します。
プロジェクト名は、あとで自分が分かる名前でかまいません。例: ホンヨム
プロジェクトを作成する
新しいプロジェクト画面で、プロジェクト名を入力します。
作成 を押します。
組織や場所の選択が表示される場合があります。この項目はログイン後の環境で表示が変わるため、このページでは変更を前提にしません。
Books APIを有効にする
Books APIのページで 有効にする を押します。
すでに有効な場合は、管理 などの表示になることがあります。その場合は次へ進みます。
APIキーを作成する
画面上部の 認証情報を作成 を押します。
表示されたメニューで APIキー を押します。
APIキーが画面に表示されます。
APIキーをコピーする
表示されたAPIキーの横にあるコピーボタンを押します。
APIキーをメール、SNS、ブログには貼らないでください。
APIキーを制限する
作成画面に キーを制限 や キーを編集 が表示される場合は押します。
APIの制限 で キーを制限 を選びます。
API で Books API を選び、保存 を押します。
アプリケーションの制限は、現在のホンヨムで確実に使える設定を確認できていないため、このページでは指定しません。
ホンヨムを開く
iPhoneでホンヨムを開きます。
次の順に進みます。
設定 → 表紙取得 → Google Books APIキー
APIキーを貼り付ける
Google Books APIキー の入力欄を長押しします。
貼り付け を押します。
APIキーを保存する
APIキーを保存 を押します。
APIキーをテストする
APIキーをテスト を押します。
成功表示が出れば設定完了です。
Google Booksに表紙が登録されている本では、表紙を取得できる場合があります。APIキーを設定しても、すべての本に表紙が表示されるわけではありません。
うまくいかない場合は、次を確認してください。
有効にするが表示されない
Books APIがすでに有効になっている場合は、管理 などの表示になることがあります。その場合は、認証情報のページへ進んでください。
プロジェクトを選べない
Googleアカウントでログインしているか確認します。画面上部のプロジェクト選択欄を押し、使うプロジェクトを選びます。
APIキーを作成できない
認証情報ページで、正しいプロジェクトが選ばれているか確認します。学校や会社のGoogleアカウントでは、管理者の設定により作成できない場合があります。
ホンヨムのテストに失敗する
- Books APIが有効になっているか
- 正しいプロジェクトを選んでいるか
- APIキーを最後までコピーしたか
- APIの制限でBooks APIを選んだか
- 通信できる状態か
上から順に確認してください。
テストは成功するが表紙が出ない
Google Booksやほかの情報提供元で、あとから表紙が利用できるようになる場合があります。数時間後や数日後に、表紙が表示されていない本を開き、本情報を再取得 を押して確認してください。
再取得しても、すべての本に表紙が表示されるわけではありません。
11. APIキーを安全に使うための注意点
- 他人に送らないでください。
- SNSやブログに掲載しないでください。
- GitHubなどの公開場所へ書かないでください。
- Books APIだけに使えるよう、API制限を設定してください。
- 不要になったキーはGoogle Cloudで削除できます。
- 漏えいした可能性がある場合は、古いキーを削除して作り直してください。
ホンヨムに保存したAPIキーはiPhoneのKeychainに保存されます。Google Books APIへ問い合わせるときは、APIキーがGoogleへ送信されます。sakumori.comや運営者のサーバーへAPIキーを送信する仕組みは確認されていません。
APIキーはJSONバックアップには含まれません。機種変更後も使う場合は、新しい端末で再設定してください。
12. 自分のAPIキーをホンヨムへ設定する方法
ホンヨムの設定画面で「表紙取得」セクションを開きます。「Google Books APIキー」に作成したキーを入力し、「APIキーを保存」を押してください。
保存後は、次に表紙画像を探すときから使われます。「APIキーをテスト」を押すと、Google Books APIへ接続できるか確認できます。成功時は「Google Books APIへ接続できました。」と表示されます。失敗時は「Google Books APIへ接続できませんでした。キーやAPI設定を確認してください。」と表示されます。
「APIキーを削除」を押すと、保存済みのキーを削除できます。入力欄を空にして保存した場合も、保存済みのキーは削除されます。
ホンヨム内で削除しても、Google Cloud側のAPIキーは残ります。不要になったキーはGoogle Cloud側でも削除してください。
13. バックアップと復元
ホンヨムはJSONバックアップと復元に対応しています。バックアップとは、本棚データをJSONファイルとして書き出し、端末の外にも保管できるようにする機能です。
バックアップには、本の情報と読書記録が含まれます。
- 本のタイトル、著者、ページ数、読書状態、ISBN、出版社、出版日、読み始め日、読了日、メモ、書影URLなど
- 読書記録の開始日、終了日、ページ数、メモなど
手動で設定した表紙画像の実データ、画像キャッシュ、Google Books APIキー、表示設定はバックアップに含まれません。iCloud同期、CloudKit同期、自動バックアップを前提とした説明は行いません。
復元すると現在の本棚データはバックアップファイルの内容に置き換わります。マージではありません。必要なデータがある場合は、先に現在のバックアップを作成してください。
機種変更時は、古い端末でJSONバックアップを作成し、そのファイルを新しい端末へ移して復元してください。自分のGoogle Books APIキーを使っている場合は、新しい端末で再設定してください。
14. よくある質問
Google Books APIキーは必須ですか
必須ではありません。プレミアムプランでは、APIキーの設定なしで追加の表紙検索を利用できます。無料プランの追加検索には、利用者自身のGoogle Books APIキーが必要です。本棚管理や読書記録などの基本機能は、APIキーなしでも使えます。
APIキーの作成に料金はかかりますか
Google Cloudの料金、無料枠、割り当ては変更される場合があります。APIキーを作る前に、Google Cloudの「お支払い」、利用量、Google公式ドキュメントを確認してください。このページでは、無条件に無料とは案内しません。
APIキーを設定しても表紙が表示されません
Google Booksに表紙画像がない本、ISBNが異なる本、通信できない状態では表示されない場合があります。APIキーを設定しても、すべての本の表紙が取得できるわけではありません。
表紙を再取得できますか
本の詳細画面の「本情報を再取得」からやり直せます。ISBNや登録内容が正しいかも確認してください。手動で設定した表紙画像は編集画面から外せます。
ISBNが分かりません
本の裏表紙、バーコード付近、奥付を確認してください。ISBNがない本もあります。その場合は「タイトルで検索」を使ってください。
本の情報が間違っています
取得元の書誌情報が誤っている可能性があります。ホンヨムでは登録後に、タイトル、著者、ページ数、ISBN、出版社、出版日、メモなどを編集できます。
APIキーを他人へ見せてもよいですか
見せないでください。SNS、ブログ、GitHubなどの公開場所にも掲載しないでください。
APIキーを削除できますか
端末内のAPIキーを削除するときは、ホンヨムの「APIキーを削除」を選択します。Google Cloud側でも不要になったキーを削除できます。漏えいした可能性がある場合は、Google Cloudで古いキーを削除し、新しく作り直してください。
復元すると今のデータは残りますか
復元すると現在の本棚データはバックアップファイルの内容に置き換わります。残しておきたいデータがある場合は、復元前にバックアップを作成してください。
機種変更時にデータを移せますか
JSONバックアップと復元で移行できます。復元すると現在の本棚データは置き換わります。移行前にバックアップを作成し、移行後の端末で復元してください。自分のGoogle Books APIキーを使っている場合、そのキーはバックアップに含まれないため、新しい端末で再設定してください。
15. お問い合わせ
ホンヨムの使い方や不具合については、Contact からお問い合わせください。問い合わせ時は、アプリ名、利用端末、iOSバージョン、発生した操作、表示されたメッセージを書いてください。