ホンヨム サポート
ホンヨムの使い方、iPadでの本棚表示、Apple Watchでの確認方法、iCloud同期、ISBNから本を登録する方法、Google Books APIキーの設定方法を案内します。
目次
1. はじめに
ホンヨムは、読書中、読了、積読、読みたい本を分けて管理する読書記録アプリです。iPhoneとiPadに対応し、Apple Watchで「読みたい」本を確認できます。本棚の整理、読書記録、読み始め日や読了日の記録に使えます。
このページでは、ホンヨムの基本的な使い方と、Google Books APIキーの設定方法を説明します。APIキーは表紙画像を探すための追加手段です。APIキーがなくても、本棚管理や読書記録などの基本機能は利用できます。
2. 本を登録する方法
本を追加するときは、画面の「本を追加」を開きます。現在のアプリでは、次の方法で登録できます。
- 「本を検索」画面で「タイトルで検索」を選び、タイトルや著者名から探す
- 「本を検索」画面で「ISBNで検索」を選び、ISBNを入力して探す
- 「バーコードを読み取る」から、ISBNバーコードをカメラで読み取る
- 「本を追加」画面でタイトル、著者、ページ数、読書状態などを手入力する
登録後は、タイトル、著者、総ページ数、読書状態、ISBN、出版社、出版日、読了日、表紙、メモを編集できます。表紙は、写真から選ぶ、カメラで撮影する、表紙画像を外す、表紙の色を変える操作に対応しています。
3. iPadでの使い方
ホンヨムはiPadに対応しています。本棚タブを開いたとき、画面の横幅が十分な場合は、本棚一覧と本の詳細が左右2ペインで表示されます。一覧で別の本をタップすると、右側の詳細画面がその場で切り替わります。
読了棚を開いているときも同じ構成です。検索や著者・出版社での絞り込みで一覧を探しているときも、選んだ本の詳細はそのまま右側に表示されます。絞り込みの結果、選んでいた本が一覧から外れた場合は、詳細側の表示も自動的に整理されます。
本の編集、読書状態の変更、削除は、iPadでもiPhoneと同じ操作でできます。画面の横幅が十分でないとき(Split ViewやSlide Overで画面を狭くした場合を含む)は、iPhoneと同じ、一覧から詳細へ進む表示に自動的に切り替わります。
4. Apple Watchでの使い方
「読みたい」に登録した本は、Apple Watchの一覧から確認できます。一覧ではタイトルと著者名が並び、タップするとタイトル、著者名、出版社、ISBN、メモを確認できます。表紙画像はApple Watchには表示されません。
本の登録や編集はiPhoneで行います。「読みたい」の本を登録・変更すると、アプリの起動時や本棚の内容が変わったタイミングで、Apple Watchへ自動的に反映されます。設定の「データ」画面にある「Apple Watchへ同期」から、手動で同期し直すこともできます。
5. ISBNとは
ISBNは、書籍を識別するための番号です。多くの本では、裏表紙や奥付に記載されています。
- 10桁または13桁の場合があります。
- 紙の本ではバーコードの近くに書かれていることがあります。
- 電子書籍、古い本、自費出版の本などではISBNがない場合があります。
ISBNが分からない場合は、「タイトルで検索」を使ってください。
6. 本の情報が見つからないとき
タイトル、著者、出版社などの本の情報が見つからない場合、次のような理由が考えられます。
- ISBNや検索語が正しくない
- 書籍データの提供元に書誌情報がない
- 古い本、電子書籍、自費出版の本などで情報が少ない
- 通信できない状態になっている
Google Books APIキーの未設定は、ホンヨムでタイトルや著者などの書誌情報が見つからない直接の原因ではありません。Google Books APIキーは、表紙画像を探す追加手段として使われます。
7. 表紙が表示されないとき
表紙が表示されない場合、次のような理由が考えられます。
- 書籍データの提供元に表紙画像がない
- ISBNが誤っている、または別の版のISBNになっている
- 通信できない状態になっている
- Google Books APIキーが未設定で、追加の表紙検索を使っていない
APIキーを設定しても、すべての本の表紙が必ず表示されるわけではありません。必要に応じて、ホンヨム内で写真から表紙を設定できます。
Google Booksやほかの情報提供元で、あとから表紙が利用できるようになる場合があります。数時間後や数日後に、本の詳細画面の「本情報を再取得」を押して確認してください。ISBNや登録内容が正しいかもあわせて確認してください。再取得しても、すべての本に表紙が表示されるわけではありません。
手動で設定した表紙画像は、編集画面から外すこともできます。
8. ホンヨムが本の情報を探す順番
ISBN検索では、まず端末内のキャッシュを確認し、その後にopenBD、国立国会図書館の検索サービスを使って書誌情報を探します。表紙はOpen Library、設定されている場合はGoogle Books APIも追加で使います。
タイトル検索では、国立国会図書館の検索サービスを中心に探します。ISBNが分かる場合はopenBDの情報で補えることがあります。Google Books APIから取得しているのは表紙画像の候補です。
9. Google Books APIとは
Google Books APIは、Googleが提供する書籍検索用のAPIです。APIとは、アプリが外部サービスへ問い合わせるための仕組みです。
ホンヨムでは、Google Books APIを表紙画像を探す追加取得先として使います。タイトル、著者、出版社、ページ数などの書誌情報はGoogle Books APIから取得していません。
- Google Books APIキーなしでも、本棚管理、読書記録、本の検索・登録などの基本機能は使えます。
- APIキーを設定すると、openBDやOpen Libraryで表紙が見つからない一部の本について、Google Booksからも表紙画像を探します。
- sakumori.comがAPIキーを発行するわけではありません。
- 利用者自身のGoogleアカウントでGoogle CloudからAPIキーを作成します。
- APIキーはホンヨムへ入力します。
- APIキーをsakumori.comへ送信する仕組みではありません。
10. Google Books APIキーを作成する方法
Google Cloudの画面名や配置は変更される場合があります。分からない場合は、Google Cloud内の検索欄で「Books API」や「認証情報」を探してください。
プロジェクトを選ぶ
画面上部のプロジェクト選択欄を押します。
既存プロジェクトがある場合は、使うプロジェクトを選びます。初めての場合は 新しいプロジェクト を押します。
プロジェクト名は、あとで自分が分かる名前でかまいません。例: ホンヨム
プロジェクトを作成する
新しいプロジェクト画面で、プロジェクト名を入力します。
作成 を押します。
組織や場所の選択が表示される場合があります。この項目はログイン後の環境で表示が変わるため、このページでは変更を前提にしません。
Books APIを有効にする
Books APIのページで 有効にする を押します。
すでに有効な場合は、管理 などの表示になることがあります。その場合は次へ進みます。
APIキーを作成する
画面上部の 認証情報を作成 を押します。
表示されたメニューで APIキー を押します。
APIキーが画面に表示されます。
APIキーをコピーする
表示されたAPIキーの横にあるコピーボタンを押します。
APIキーをメール、SNS、ブログには貼らないでください。
APIキーを制限する
作成画面に キーを制限 や キーを編集 が表示される場合は押します。
APIの制限 で キーを制限 を選びます。
API で Books API を選び、保存 を押します。
アプリケーションの制限は、現在のホンヨムで確実に使える設定を確認できていないため、このページでは指定しません。
ホンヨムを開く
ホンヨムを開きます。
次の順に進みます。
設定 → 表紙取得 → Google Books APIキー
APIキーを貼り付ける
Google Books APIキー の入力欄を長押しします。
貼り付け を押します。
APIキーを保存する
APIキーを保存 を押します。
APIキーをテストする
APIキーをテスト を押します。
成功表示が出れば設定完了です。
Google Booksに表紙が登録されている本では、表紙を取得できる場合があります。APIキーを設定しても、すべての本に表紙が表示されるわけではありません。
うまくいかない場合は、次を確認してください。
有効にするが表示されない
Books APIがすでに有効になっている場合は、管理 などの表示になることがあります。その場合は、認証情報のページへ進んでください。
プロジェクトを選べない
Googleアカウントでログインしているか確認します。画面上部のプロジェクト選択欄を押し、使うプロジェクトを選びます。
APIキーを作成できない
認証情報ページで、正しいプロジェクトが選ばれているか確認します。学校や会社のGoogleアカウントでは、管理者の設定により作成できない場合があります。
ホンヨムのテストに失敗する
- Books APIが有効になっているか
- 正しいプロジェクトを選んでいるか
- APIキーを最後までコピーしたか
- APIの制限でBooks APIを選んだか
- 通信できる状態か
上から順に確認してください。
テストは成功するが表紙が出ない
Google Booksやほかの情報提供元で、あとから表紙が利用できるようになる場合があります。数時間後や数日後に、表紙が表示されていない本を開き、本情報を再取得 を押して確認してください。
再取得しても、すべての本に表紙が表示されるわけではありません。
11. APIキーを安全に使うための注意点
- 他人に送らないでください。
- SNSやブログに掲載しないでください。
- GitHubなどの公開場所へ書かないでください。
- Books APIだけに使えるよう、API制限を設定してください。
- 不要になったキーはGoogle Cloudで削除できます。
- 漏えいした可能性がある場合は、古いキーを削除して作り直してください。
ホンヨムに保存したAPIキーはiPhoneのKeychainに保存されます。Google Books APIへ問い合わせるときは、APIキーがGoogleへ送信されます。sakumori.comや運営者のサーバーへAPIキーを送信する仕組みは確認されていません。
APIキーはJSONバックアップには含まれません。機種変更後も使う場合は、新しい端末で再設定してください。
12. ホンヨムへAPIキーを設定する方法
ホンヨムの設定画面で「表紙取得」セクションを開きます。「Google Books APIキー」に作成したキーを入力し、「APIキーを保存」を押してください。
保存後は、次に表紙画像を探すときから使われます。「APIキーをテスト」を押すと、Google Books APIへ接続できるか確認できます。成功時は「Google Books APIへ接続できました。」と表示されます。失敗時は「Google Books APIへ接続できませんでした。キーやAPI設定を確認してください。」と表示されます。
「APIキーを削除」を押すと、保存済みのキーを削除できます。入力欄を空にして保存した場合も、保存済みのキーは削除されます。
ホンヨム内で削除しても、Google Cloud側のAPIキーは残ります。不要になったキーはGoogle Cloud側でも削除してください。
13. iCloud同期
本、本棚の状態、読書記録、設定した表紙画像は端末内に保存されます。アカウント登録は必要ありません。
支援プランに加入すると、設定画面の「同期」から、iCloud同期を有効にできます。有効にすると、同じApple Accountを使うiPhoneとiPadの間で、本、本棚の状態、読書記録、表紙画像が同期されます。iCloud同期を使わず、端末内だけで利用することもできます。
iCloud同期を有効にした場合、同期対象データはAppleのCloudKit private databaseに保存されます。データは利用者のiCloudアカウントに紐づき、開発者独自のサーバーには保存されません。
同期のタイミング
iCloud同期は、アプリの起動時や本棚の内容が変わったタイミングで自動的に行われます。ホーム、本棚、記録の各画面を下に引っ張る操作(プルトゥリフレッシュ)でも同期できます。設定画面の「同期」から、手動で「今すぐ同期」を行うこともできます。
オフラインのとき
通信できない状態では、同期は行われません。端末内のデータはそのまま利用できます。通信が回復すると、次回の自動同期または手動同期で反映されます。
同期をオフにしたとき
iCloud同期をオフにしても、それまでに端末内へ保存されている本棚データや読書記録は削除されません。
iCloud同期とJSONバックアップの違い
iCloud同期は、支援プラン加入時に複数端末の本棚データを自動的に揃える機能です。JSONバックアップ・復元は、本棚データをファイルとして書き出し、必要なときに読み込む機能です。JSONバックアップ・復元は、iCloud同期の有無にかかわらず利用できる別の機能です。
14. バックアップと復元
ホンヨムはJSONバックアップと復元に対応しています。バックアップとは、本棚データをJSONファイルとして書き出し、端末の外にも保管できるようにする機能です。
バックアップには、本の情報と読書記録が含まれます。
- 本のタイトル、著者、ページ数、読書状態、ISBN、出版社、出版日、読み始め日、読了日、メモ、書影URLなど
- 読書記録の開始日、終了日、ページ数、メモなど
手動で設定した表紙画像の実データ、画像キャッシュ、Google Books APIキー、表示設定はバックアップに含まれません。iCloud同期についての説明は「iCloud同期」を参照してください。
復元すると現在の本棚データはバックアップファイルの内容に置き換わります。マージではありません。必要なデータがある場合は、先に現在のバックアップを作成してください。
機種変更時は、古い端末でJSONバックアップを作成し、そのファイルを新しい端末へ移して復元してください。Google Books APIキーを使う場合は、新しい端末で再設定してください。
15. よくある質問
Google Books APIキーは必須ですか
必須ではありません。ホンヨムの基本機能はAPIキーなしで利用できます。APIキーは、Google Books APIから表紙画像を探す追加手段です。
APIキーの作成に料金はかかりますか
Google Cloudの料金、無料枠、割り当ては変更される場合があります。APIキーを作る前に、Google Cloudの「お支払い」、利用量、Google公式ドキュメントを確認してください。このページでは、無条件に無料とは案内しません。
APIキーを設定しても表紙が表示されません
Google Booksに表紙画像がない本、ISBNが異なる本、通信できない状態では表示されない場合があります。APIキーを設定しても、すべての本の表紙が取得できるわけではありません。
表紙を再取得できますか
本の詳細画面の「本情報を再取得」からやり直せます。ISBNや登録内容が正しいかも確認してください。手動で設定した表紙画像は編集画面から外せます。
ISBNが分かりません
本の裏表紙、バーコード付近、奥付を確認してください。ISBNがない本もあります。その場合は「タイトルで検索」を使ってください。
本の情報が間違っています
取得元の書誌情報が誤っている可能性があります。ホンヨムでは登録後に、タイトル、著者、ページ数、ISBN、出版社、出版日、メモなどを編集できます。
APIキーを他人へ見せてもよいですか
見せないでください。SNS、ブログ、GitHubなどの公開場所にも掲載しないでください。
APIキーを削除できますか
ホンヨムの「APIキーを削除」で端末内の保存キーを削除できます。Google Cloud側でも不要になったキーを削除できます。漏えいした可能性がある場合は、Google Cloudで古いキーを削除し、新しく作り直してください。
復元すると今のデータは残りますか
復元すると現在の本棚データはバックアップファイルの内容に置き換わります。残しておきたいデータがある場合は、復元前にバックアップを作成してください。
機種変更時にデータを移せますか
JSONバックアップと復元で移行できます。復元すると現在の本棚データは置き換わります。移行前にバックアップを作成し、移行後の端末で復元してください。Google Books APIキーはバックアップに含まれないため、新しい端末で再設定してください。
16. お問い合わせ
ホンヨムの使い方や不具合については、Contact からお問い合わせください。問い合わせ時は、アプリ名、利用端末、iOSバージョン、発生した操作、表示されたメッセージを書いてください。